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タケノコメバルとカサゴの違い [根魚(ロックフィッシュ)]

タケノコメバルとは?カサゴ(ガシラ)との違い。
タケノコメバルの正式名はベッコウゾイと言います。

メバルと名前が付いていますが、本当のメバルではなく、
ソイの仲間で黒ソイ、ムラソイなどど同じ仲間です。

またカサゴ(ガシラ)とも少し違い、
カサゴは体高がありずんぐりしていますが、
タケノコメバルはもう少しスマートです。

タケノコメバル.jpg

カサゴの体色は赤み帯びた個体が多いです。
(水深が浅い所いる個体はあまり赤みがありません)

ガシラ2.jpg


タケノコメバルはどこにいる?

タケノコメバルの生息水域は内湾から外海まで幅広いですが、
カサゴと同じで、身近な内湾に多く生息していて、
タケノコメバルとカサゴは同じポイントに同居していることが多いです。

このような魚は時々、ハイブリッド化することが稀にありますが、
タケノコメバルとカサゴのハイブリッドは今まで見たことがありません。


タケノコメバルは水深もごく浅いポイントにもいるので、
身近なテトラ帯や石積み護岸で良く釣れます。

引きもなかなか強くて、
25cmを超えると中型のチヌのような鋭い引きが味わえます。


タケノコメバルと名のついた言われ。

上の写真を見てわかると思いますが、
タケノコの皮のような柄をしています。
また、タケノコが生える時期に良く釣れることから
タケノコメバルと名がついたと言う説があります。

本当のことは良くわかっていませんが。


上記にも本物のメバルとは違うと書きましたが、

メバルは根魚と言うより回遊魚に近い感じです。
特に大型になると、餌を求めて広い海域まで群れで回遊します。

一方、タケノコメバルはほぼ完全な根魚で、
一生同じポイントを寝ぐらにしているようです。

この点ではカサゴと同じですが、
多少の移動はあるかもしれません。

タケノコメバルが捕食する餌は、
カサゴと同じで、小エビ、小ガニ、小魚、ゴカイなどです。


タケノコメバルの釣り方は?

カサゴ(ガシラ)と全く同じです。
餌釣りでもルアーでもヒットします。

タケノコメバルは普通は夜行性でガシラと同じですが、
5月は水温が上がり、活性が上がるので、
日中の穴釣りで良くヒットします。

夜釣りでは、
ライトタックルでの探り釣りやルアー釣り、
または、チヌの前打ち釣りでもヒットします。

餌釣りをするなら、アオイソメやゴカイが無難です。

以下はこの前実際に釣れた穴釣りの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=hAab4va2aZs

最後にタケノコメバルの食味ですが、
カサゴよりも身がしっとりとして柔らかく
アイナメに近い感じでなかなか美味です。

刺身でも塩焼きも美味しいですが、
オススメは煮付けですかね!?





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