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ニホンウナギが絶滅危惧種に指定される原因とは? [ウナギ]

蒸し暑い真夏日には土用の丑の日でなくてもうなぎが食べたくなりますよね。

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今年は3回ウナギ釣りをしましたが、、まだ1本も見ていません。。。

うなぎは多くのビタミン、ミネラルを含んでいて、
ほぼ完全栄養食であると知り合いの管理栄養士に教えて頂きました。
特に河口の天然うなぎは臭みが無く、脂も乗って美味しいですが、
最近は本当に釣れなくなりました。


実は、ニホンウナギを世界的に絶滅危惧種に指定するかどうかの議論が昨年7月から行なわています。


世界中の絶滅を危惧されている動植物を保護するため、
自然保護団体IUCN自然保護連合がニホンウナギをレッドリストに指定するかどうかを昨年の7月からイギリスで議論していたそうです。

そしてついに、今月12日に発表されるレッドリストの改訂版に、
日本ウナギが絶滅危惧種に指定れるそうです。
それによりウナギの売買や販売やウナギ漁が禁止になるわけではないですが、
今後、国際取引の制限などに発展する可能性も有りそうです。

ニホンウナギ減少.jpg


ニホンウナギが激減した原因とは?

1)ニホンウナギと稚魚の乱獲

昨今では養殖が盛んになり、かつては高級であったウナギをスーパや魚屋で
比較的安値で手に入るようになりました。
そのため、大量の需要をまかなうために、稚魚のシラスウナギの取り合いが始まりました。

また、親のウナギも乱獲されるので、当然稚魚も少なくなります。

家の近くの河口でも毎年初夏から秋にかけて
毎日うなぎ漁師がハエナワを仕掛けています。
毎日夜になると、何百メーターものハエナワで数百もの針を川底に仕掛けています。
毎日ですよ!これでは本当に絶滅します。

2)生息環境の悪化

うなぎの習性として、海と川を行き来する事は知られていますが、
近年、ダムや河口堰(かこうぜき)が多く作られたために上流への遡上が困難になりました。
また、小さな川もコンクリートの底になりウナギの好物とされるドジョウや小魚が激減しています。

3)資源保護対策の遅れ

国や地方自治体の政策にも問題が有り、昨年からようやく緊急対策を始めました。
これはウナギに限った問題ではなく、鮎や五月マスなどの貴重な魚の保護にも関連して来ます。
ごく一部の市町村では魚の遡上を助ける工事をしていますが、
まだ全国的な動きにはなっていません。

最近、ウナギの産卵から養殖する技術について話題になっていますが、
一刻も早く、新しい養殖技術の進歩を望むと同時に、
天然ウナギの乱獲を規制するなどの法整備も重要かと思います。

ただし、個人で1〜2匹ぐらい釣るのは良いと思いますが、
それでも、釣り過ぎは、、、

ダメよ〜〜ダメダメ〜〜〜!!(笑 ^^:




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